実証実験をするなかで、双方向機能があってもユーザーが使いこなせずに返って満足度が下がってしまう事が分かりました。
主な理由は海外旅行中に話しかける相手は、ほぼ全員が見知らぬ相手だからです。
iliの使い方を教えたりすることは難しく、相手に嫌がられたり、疑われたりという場合も。
見知らぬ相手に自分の端末を渡すリスクもあり、ストレスを抱えてしまうユーザーが多くなりました。
そこでシンプルに一方向翻訳に特化し、「伝えたい事を伝える」ということにフォーカスしたことによって、より満足度が高くなり、実際に海外旅行時に使える翻訳機へと進化しました。